博士課程工学専攻2年の白勢裕登さんと修士課程工学専攻2年の大野竜治さんが電気化学会第91回大会で優秀学生講演賞を受賞しました
威尼斯人官网_澳门现金赌场【官网平台】6年3月14日(木)~16日(土)、名古屋大学で開催された電気化学会第91回大会において、博士課程工学専攻2年の白勢裕登さんと修士課程工学専攻2年の大野竜治さんが電気化学会第91回大会で優秀学生講演賞を受賞しました。
本賞は、電気化学ならびに電気化学会の発展に資する優れた講演をされた学生に贈られるものです。(学年は威尼斯人官网_澳门现金赌场【官网平台】6年3月現在)
博士課程工学専攻エネルギー物質科学コース2年 白勢裕登さん
■指導教員 :犬飼潤治教授
■受賞テーマ:アニオン膜型燃料電池の発電特性とアニオン膜含水挙動および構造との関係
■研究内容 :アニオン交換膜型燃料電池(AEMFC)発電性能向上へ向けた課題である電極反応に伴う複雑な水分布、アニオン交換膜(AEM)の導電性向上へのアプローチとしてアニオン膜の含水挙動および構造変化に着目し、X線や中性子線を用いた解析を行いました。
■コメント :電気化学会優秀学生講演賞を頂き、大変うれしく思います。犬飼潤治教授をはじめとする先生方、研究員の方々や学生の皆様に心から感謝申し上げます。今後も慢心することなく、燃料電池のさらなる発展へ向け尽力いたします。また本研究室学生のさらなるモチベーション増加につながると幸いです。
修士課程工学専攻グリーンエネルギー変換工学特別教育プログラム2年 大野竜治さん
■指導教員:柿沼克良教授
■受賞テーマ:Ta-TiO2/Nafionコンポジット膜の作製と燃料電池への応用
■研究内容 :高温環境下における固体高分子形燃料電池(PEFC)の電解質膜のプロトン伝導率を向上させるため、高分子膜中に本研究室で作成された親水性酸化物ナノ粒子を添加したコンポジット膜を作製し、物性評価と燃料電池への応用を行いました。
■コメント :電気化学会優秀学生講演賞を頂き、大変うれしく思います。柿沼教授をはじめとする先生方や研究員の皆様に心から感謝申し上げます。今後も脱炭素社会の実現に向けて、燃料電池の性能向上に邁進していきます。